データベース・セキュリティ・コンソーシアム (DBSC)

    DataBase Security Consortium      

 

セミナー情報

<データベース・セキュリティ・コンソーシアム主催>

第16回DBSC春のセミナー

〜 災害対策とデータ保全をもう一度考える 〜


 <御礼>
 ◇盛況のうち終了しましたこと、御礼申し上げます。   


新型コロナウイルスの影響で中止といたしました2月の早春セミナーを「春のセミナー」としてオンラインで開催いたします。

政府が掲げるSociety 5.0で実現する社会では、IoTの普及、クラウドサービス、動画視聴の需要拡大が進み、これまで以上に保管・取引するデータ量は膨大となってきます。

今回は、今後も主なデータの集積場所となるハードディスクについて、技術革新により進む、ハードディスク高容量化(高密度化)・高信頼化などの最新技術動向を始め、最近のハードディスク転売事件を受けて物理セキュリティの観点より、データ消去・復活の原理について、専門家をお招きしてご講演いただきます。

最後は、毎回恒例となりご好評を頂いている講演者の方々とのパネルディスカッション(ライブ配信)を行います。

本セミナーは、DBSC会員だけではなく、一般の方もご参加頂けますので、ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 ▼概要   ▼内容  ▼参加方法

▼概要

日時 2020年6月9日(火) 13時00分〜17時20分 [受付開始 12時20分]
定員 200名
対象 情報セキュリティに携わる方、メディア関係者
参加費 無料
会場 オンラインセミナー(Youtube)※セミナー配信はYouTube配信のみとなりました
主催
データベース・セキュリティ・コンソーシアム(DBSC)
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-16-1
平河町森タワー (株)ラック内
Tel:03-6757-0126 Email:
認定 (ISC)2認定資格保持者様向けCPE付与対象イベント[※申請方法]       
※CPE(4ポイント)が取得可能です。       

▼内容  
13:00〜13:10 ○開会挨拶     
  DBSC会長:上原 哲太郎 氏(立命館大学 情報理工学部 教授)
13:10〜13:50 ○特別講演(録画配信)     
 「データベースのライフサイクル再考」
    
 上原 哲太郎 氏     
  [立命館大学 情報理工学部 教授]     
    
神奈川県で発生した廃棄HDDからのデータ漏洩事件は、データのライフサイクルに対する意識の見直しを迫っているように思われる。従来データベースはそのデータの可用性を維持することに主な意識が集中しており、システムの多重化やバックアップは十分に考慮されてきたが、データ消去や廃棄の確実性を考慮したシステムデザインはこれまで考えられてこなかったのではないだろうか。今回のセミナーがこの問題に焦点を当てることに合わせ、本講演ではデータベースを中心としてデータのライフサイクルを俯瞰し、システム運用におけるデータ消去・廃棄の問題について再考する。
13:50〜14:40 ○基調講演(録画配信)     
 「デジタル記録とデータ消去」
  〜HDD、SSDとデータ抹消(NIST SP800-88)〜
    
 沼田 理 氏     
  [ADEC データ適正消去実行証明協議会 技術顧問]     
    
昨年末に神奈川県で発生したHDDの流出事件によって、情報漏えい対策としての電子記録媒体のデータ抹消の有り方(ガイドライン)が急に注目されている。現在の日本における基準は米国と比較すると、ガイドラインと呼ばれるような物でも、復旧不可能な方法等とあいまいに表現されているだけで、具体的な方法とその理由の解説を示している物は少ない。また、世間ではいまだに米国防総省の過去の規格による3回上書きが絶対的な手段であると信じられているなど、正しい情報は浸透していない。今回はHDDの現実と、SSDの動作の詳細、HDDと比較して注意すべき点や、米国の最新のデータ抹消の規格であるNIST SP800-88について解説する。
14:40〜14:55 休憩
14:55〜15:45 ○基調講演(録画配信)     
 「ハードディスクドライブの完全データ消去が不可能な理由を知る」
    
  下垣内 太 氏     
  [アイフォレンセ日本データ復旧研究所株式会社 代表取締役]
  [一般社団法人 日本データ復旧協会 常任理事]     
    
HDDに記録されたデータは、専用ソフトを使えば必ず完全に消去できるものではな い。ところが国や県が発行する文書でも、”完全消去”という記載が見つかることがあ る。いわば誤解に基づいたガイドラインが策定され、技術文書が配布されているのだ。 社会の安全のためには、本来ならば修正されるべき文言である。 本セミナーでは、HDDの動作のしくみを把握し、なぜデータが消えずに残存するの かを理解することを目的とする。情報セキュリティ規定の見直しにぜひご活用されたい。
15:45〜17:15 ○パネルディスカッション(ライブ配信)

「災害対策とデータ保全をもう一度考える」
パネラー
 沼田 理 氏、下垣内太氏、北野晴人 氏
モデレーター
 西本逸郎 氏
17:15〜17:20 ○閉会挨拶     
  DBSC事務局長 西本 逸郎氏
  (株式会社ラック)

※内容は予告無く変更される場合もございますことご了承ください。


 ▼概要   ▼内容  ▼参加方法

■個人情報の取扱につきまして
当コンソーシアムのウェブページにおいて収集するお名前やメールアドレスなどの個人情報は、ご提供頂いた方への回答、及び、ご連絡などの目的の為に使用いたします。目的以外の利用、及び第三者への開示は一切いたしません。詳しくは、プライバシーポリシーをご覧ください。

 

■DBSCについて
Top
設立趣旨
発起人
活動内容
役員
組織
会員規約
会員
English
■活動案内/イベント情報
ワーキンググループ(WG)
DBSCからの情報発信
セミナー情報
掲載記事
WG成果物
■会員専用ページ
会員専用ページ
■入会案内
入会案内
■事務局連絡先

DBSC事務局
(データベース・セキュリティコンソーシアム)

〒102-0093
東京都千代田区平河町2-16-1
平河町森タワー (株)ラック内
TEL : 03-6757-0126

プライバシーポリシー

Copyright(C),2004-2015 DataBase Security Consortium